小さな違和感をスルーしないで！ | 明石市の日本結婚相談所連盟の正式加盟結婚相談所よい婚兵庫

仮交際期間を大切に

兵庫県明石市の結婚相談所「Yoi婚兵庫」（よいこんひょうご）の仲人の宮本です。

結婚相談所の婚活で私は仮交際の期間が一番大切な期間だと思っています。

私の結婚相談所が加盟しているIBJのルールでは、仮交際期間は２か月が目安になっています。

この間にできるだけ相手と連絡を取り合い、週に一回程度は実際にデートという形で会ってお互いの結婚生活に対する思いや将来設計についての考え方を出し合って自分の感覚や考え方と違和感が有るのか無いのか、自分との相性は良いのかどうかを確認して、真剣交際に進むのか止めるのかを決めなければいけないのです。

他の相談所の仲人の中には、折角仮交際に入ったのだからデートを楽しんでその中で相手を見極めれば良いというアドバイスをしている方もいるようですが、私は全く反対に仮交際の期間こそデートを楽しむのではなく、相手をむしろ厳しくチェックして安心して結婚生活に入っても良い相手かどうかを見極めるようにアドバイスしています。

違和感はやがて大きくなる

私がなぜ仮交際期間に敢えて相手を厳しくチェックして、自分の思う結婚生活や将来設計についての考えと違和感が無いかどうか、相性は良いのかどうかを確認するように勧めるのかと言いますと、真剣交際に入れば相手に対する遠慮やせっかく真剣交際にまで進んだのだから今更止めることは考えたくないと思って小さな違和感や相性の合わない部分に目を瞑ってしまうことがあるからなんです。

小さな違和感や相性の合わないことに目を瞑ると、結婚生活に入ってから徐々にその違和感や相性の合わない部分が大きく成長していくことがあります。

新婚当初は無いですが、結婚生活に慣れてきて１年もすればお互いに我儘な部分が出て来たり、相手に気を遣うことが少なくなってくるのは当然です。

そうすると、お互いに結婚前や新婚当初には見えなかった相手の嫌な部分が見えるようになってくるのです。

それでも、普段何もない時は問題なく我慢して過ぎても、一旦夫婦喧嘩やもめ事になると一気にその我慢していた不満が噴き出して来て、事あるごとに揉める原因になってしまうのです。

そして、もめ事や夫婦喧嘩が大きくなるとDVの事件に発展することもあります。

これは夫婦のどちらにもマイナスにしかなりませんから大変不幸なことです。

そこまでいかなくても、私が前職で数々の相談を受けている時にも、夫婦仲が悪くなって離婚を考えていたり、別居してしまったりという夫婦から何軒も相談を受けた経験がありますが、私の相談所の会員からはこのような不幸な結果になるような結婚はして欲しくないのです。

先人の教え

私たち夫婦が結婚した37年前に当時の上司から言われた言葉があります。

それは「結婚するまでは両目をしっかり開いて相手の事をしっかりと見なさい。そして結婚後は片方の目を瞑って過ごせば夫婦円満」というものです。

解説するまでも無いですが、結婚前は何か問題は無いかしっかりと両目で相手を見て確認して、結婚したなら自分が選んだ相手だから少しの事に目くじら立てずに見て見ぬ振りをする位の方が夫婦で上手くやって行けるコツだと言うことを教えてくれているのです。

見て見ぬ振りをするにも限度はありますが、あまり重箱の隅をつつくようなことは良くないですが、本当に小さな違和感や相性の悪さは大きくなっても小さくなることはありません。

ですから、両方の目でしっかりと相手を見て生涯の自分のパートナーとして一緒に暮らせるのかどうかを見極めて欲しいのです。

相手に対してこのような選び方が出来るのはお互いに真剣に結婚相手を求めている結婚相談所の会員同士だからこそ出来る訳です。

先人の言う通り、成婚までは妥協せずしっかりと相手を見極めて、成婚後は少し見方を緩めて穏やかに相手と一緒に家庭を作ることに力を注いでほしいと思います。

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